発達障害とグレーゾーン

これらを病気のように考えている人もいますが全てが本当に病気なんだろうか、と常に疑問を持っています。

発達障害、グレーゾーンとよばれるものには先天的なものと後天的なものがあるんじゃないかと私は考えています。もちろん専門家でも何でもないのであくまでも私が今まで子どもたちと関わってきたなかでの見解ですが。

先天的なものはよく言われている脳の障害であったり遺伝子の問題であったりするのでしょうが、後天的なものグレーゾーンは果たしてそうなのだろうかと疑問を感じます。

少しでも扱いにくさがあったり他の子どもとの違いを感じると、精神科、心療内科に連れて行きその場ですぐに発達障害だと診断がくだされるというケースを耳にしたことがあります。そして抗精神病薬まで処方されることがあります。その薬を飲むと今まで普通に会話をして遊んでいた子どもが、徐々に言葉が乱れ行動に落ち着きがなくなり大量の汗をかきだす、といった症状の出る子どもたちを私は何人か見てきました。

しかし残念なことに禁断症状が現れても薬をやめることはなく、また別の薬に変え継続していくのが現状です。

この状態を続けていくことで今後子どもたちの将来にどんな影響がおよぶんでしょうか。考えただけでも苦しくなります。

子どもの言動には必ず理由があり原因があります。癇癪をおこしたり、すぐキレたり、不登校になったり…それには何か意味があり彼らから大人へのSOSなのではないでしょうか。    

現象だけを見て「しょうがない発達障害だから」と決めつけるのではなく、子どもたちの心の声に耳を傾け心に寄り添い支えていけるような、そんな強さをもった大人でありたいと心から願います。

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